世界中の大学を始めとする教育機関がオンライン上で一同にコンテンツを公開しているMOOC。無料で高いレベルの学習を受けることができます。
MOOCのサイトは1つではなく、各大学が運営していたり、コンテンツ特化型などたくさんあります。今すぐ学び始めたいけれど、どのサイトを使えばよいのかわからない!というお悩みに答えるべく、各MOOCの特徴を紹介していきます。
今回は学生だけでなく社会人の方にもおすすめの「コンテンツ特化型MOOC」を紹介します。各サイトに飛べるようになっていますので、気になったらすぐ確認してみてくださいね。
「Udacity」
コンピュータやウェブ開発専門のMOOCサービスです。
GoogleやFacebook、AT&T など世界的なIT企業の社員による最先端かつハイレベルな講座を受講できるだけでなく、実際にプロジェクトに参加することができる実践型MOOCです。もちろんスタンフォード大学を始めとする大学授業も配信されていますが、テクノロジーに関する授業が多いことが特徴です。Udacityには、未経験者・初級・中級・ベテランという4つのレベル分けが設定されており、初心者からでも利用することができます。
講座受講は無料ですが、修了時には社会的権威のある「ナノ学位」を有料で発行することもできます。無料授業だけでなく、専属コーチによるサポートを受けることができる月額US$199からの有料コース「FULL COURSES」も開始しています。
Khan Academy
幼稚園から高校卒業までの基礎学力を身につけることが出来るK-12コースだけでなく、Life skills では大学生活や大学卒業後のキャリア、ファイナンスに関することなどまで学べる教育系MOOCです。Khan Academyでは特に算数・数学に注力しており、小学校入学前準備レベルから大学レベルのものまで用意されています。
ただ動画を見て単元を学習を習得するのではなく、独自の「mastery learning/ Knowledge Map」という学習進捗を可視化する学習モデルを採用しています。これにより、習得した単元や、関連した単元を探しやすくなるだけでなく、自分の得意と苦手が見て分かるので効率よく学習をすすめることができます。
受講はすべて無料で、一人ひとりの学習状況に合わせて問題が変わる練習問題や、講義資料もすべて無料で利用できます。
「Alison」
2007年からサービスを開始したAlisonは、MOOCの先駆者とも呼ばれます。
2000以上の講座を公開しており、講座一つごとに修了可能な「Certificate Courses」、より包括的学習を目的に複数の講座を受講して卒業証書を受け取れる「Diploma Doueses」、特定分野の上級レベルの学習に集中できる「Leaning Paths」の3コースが用意されています。
それぞれのコースには、マーケティングやビジネス、言語、食品安全管理法、さまざまなISO規格、看護と患者ケア、顧客サービス、プログラミングや観光学など多様かつ実践的な科目が用意されています。
高校生や大学生向けの授業動画もありますが、Alisonでは、仕事や社会スキルの習得や学習を目的とした動画が多く配信されています。アメリカなど欧米諸国ではMOOCで学んだ知識や修了した経験を生かして、昇進や転職に活用している人も多くいます。
講義はすべて無料で受けることができ、15ユーロ(1900円程度)で修了証書を発行することができます。
コンテンツ特化型のMOOCと言っても、サイトごとに特徴があることがお分かりただけましたか?あなたが今、学びたいことは何でしょう?ぜひMOOCのサイトを訪問して、お気に入りの講座を見つけてください。
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