世界中の大学の授業を無料で受講し、単位の取得ができるオンライン学習サービス
"MOOC"(ムーク/Massive Open Online Course)。
日本国内にいながら、ハーバード大学やオックスフォード大学など海外有名大学の授業を受けることができます。
コロナ禍で自宅学習を進めたいあなたへ。海外留学を断念したあなたへ。
どこよりも詳しくMOOCについて説明していきます!第三弾!
MOOCの特徴を活かし、今後どのように使われていくのか紹介します。
専門性の高さ、最新事情を反映したの授業内容
医療や情報セキュリティ分野のように、専門性が高く、情報が常に更新されていく分野について海外の専門家から学びを得ることができます。インターネット環境が整っていれば、教室から、自宅から、オフィスから、移動時間にも最先端の知識を学ぶことができます。
法律改正によって実務が大きく変化する法務や財務、税務といった分野の学習にも活用が期待されています。
生涯学習の醸成
勉強をする理由は、学校で単位を取るためや実務に活かすためだけではありません。
いくつになっても知的好奇心は持っていたいもの。
厚生労働省も、生涯教育は個人の心の豊かさや生きがいにもつながる、と推奨しています。
大学や専門学校に通うのにはお金も時間もかかりますが、MOOCはインターネット環境があれば高度な教育を無料で受けることができます。
MOOCで展開されている授業のジャンルは多様!
語学学習から専門講義、文化や歴史、農業、リベラルアーツまで揃っており、まさに生涯学習にはうってつけの教材です。
高校と大学の連携
社会人や大人だけでなく、MOOCでは大学入学以前の高校生が利用して、大学の講義を受けることもできます。
MOOCの日本版サービスの一つであるgaccoでは、大学や企業が提供する講義に「高校生のための」と名前がついているものも多く見られます。
例えば、滋賀大学が提供する「高校生のためのデータサイエンス入門」を見ると、数学Ⅰの「データの分析」という分野を応用した授業が展開されています。高校生にも身近なスマートフォンやコンビニをテーマに取り上げつつ、データから有用な情報を引き出す方法について解説し、未来のデータサイエンティスト育成につなげています。
MOOCは、学びたいことがあるすべての人が使うことが出来る学習サービスです。
インターネット環境があれば、時間や場所、年齢、お金の制限を気にせずに学び続けられる場所。
MOOCを利用して気になっていたことの学習や、海外有名大学の授業を受けてみませんか?